プリコンポーズとは既存のレイヤーを使って、新規のコンポジションを作成するというもの。
これをすると全て1つのコンポジション内でいろいろ作業をしていたが、例えばこの項目のレイヤーは別のコンポジションで作成したいとか、レイヤーが多すぎて管理できずこれはまとめて作業したいとかいろいろなことに役立つ。管理もしやすいし、レイヤーが多くならないので操作もしやすい。
そして、作成したコンポジションは別のafter effectなどでドラッグ&ドロップで適用もできる。
プリコンポーズの作成
以下のように、まず1つにまとめたいレイヤーを選択して、右クリック>プリコンポーズを選択
新規作成するコンポジションを作成する
以下のように2つのコンポジションが作成された
上のように選択してプリコンポーズをして、別のプリコンポジションが作成された。
元々の方ではプリコンポジションとしてレイヤーに残っており、そのコンポジションを回転させるとまとめたもの全て一緒に回転する。つまりは動画をひとまとめにしたという感じです。
そしてひとまとめにしても修正できないと困るので、それがプリコンポーズで新規で作成したコンポジション(下画像)で編集を行うことができる。
メリットは修正しないようにするとか、後はいろいろレイヤーが多くなると画像で対象のものを選択する際に別の対象物を選択してしまいなかなか修正できないなどがある。
これをひとまとめにして別の作業スペースで修正をして、親コンポジションの方で反映がうまくいっているかを確認しながら子コンポジションで修正を繰り返すというような感じかな!
そして以下でコンポジションミニフローチャートを確認できる。つまりはコンポジションの階層。
※ 逆に新規で複数のコンポジションを作成してそれをプリコンポーズのように階層化してってできないのか?
※ 今回は下2つのレイヤーをプリコンポーズしたけど、どれでもできるのか?コンポジションにしたら元のあったレイヤーにないと階層がおかしなことになる気がする。
・レイヤー3
・レイヤー2
・レイヤー1(プリコン)
・ブラック平面(プリコン)
↓
・レイヤー3
・レイヤー2
・プリコン
これならわかるが、レイヤー3とブラック平面をプリコンしたら、どのレイヤーにプリコンが作成されるのか?これによってレイヤーの階層がおかしくなる