サイト内検索をすることで、以下のメリットがあります。
・ ユーザーの知りたい情報を知る→つまり、その情報に対してニーズがある
GA4の管理画面の以下で、パラメータを指定します。
僕のブログでは、検索をすると以下のようにsというパラメータがつきます。
なので、sを設定します。
こうすることで、自動的にGA4はそのsパラメータを検知してデータを入れます。
そして以下のようなイベントパラメータで計測されます。
https://yosshiblog.jp/?s=bigquery
UAでのサイト内検索
UAでのSPAサイトでのサイト内検索は、いわゆる
GA4では拡張計測機能というものがある
GA4ではよくデフォルトで、ページビューの計測をしてくれたりしますよね。
それは拡張計測機能という、GA4特有の機能があるためです。
この機能をオンにすることで、自動的にGTMでGA4の基本タグを設定すると、ページビューやpdfダウンロードなど自動的に計測をするようになります。
ではSPAサイトでもこのタグを設定することで、自動的に計測してくれるのでしょうか?
実はGA4では、通常UAだと計測してくれなかったSPAサイトのページビューですが、GA4では拡張計測機能によって、SPAサイトも基本的なタグを設定することで、自動計測するようになります。
そのため、従来のUAで計測をしていたように、履歴の変更とかを設定して計測しようとすると、実はページビューがダブルカウントになっていたりする場合がありますので、そこは注意するようにしてください。
でも自動的に計測されるのは嫌だなーとかあれば、以下の2つの設定のどちらかを切れば、SPAでの自動計測はなくなりますので、ぜひやってみてください。
- \(①\) 自動計測される原因となっている、拡張計測機能自体をオフにする
- \(②\) 拡張計測機能のなかのページビュー設定である、「」をオフにする
この2つのどちらかをオフにすることで、SPAサイトで自動的にページビュー計測されないようになります。
SPAサイトでのサイト内検索
そして、SPAサイトでサイト内検索をしようとすると、計測がうまくいかない場合があります。
それは拡張計測機能をオンにしている場合です。
拡張計測機能では、サイト内検索を自動的に検知して計測してくれる機能も備わっています。
サイト内検索をした結果、URLのクエリパラメータに検索キーワードがつく場合に、自動的にイベント「view_search_results」、イベントパラメータ「search_terms」を計測してくれます。
しかし、SPAサイトでかつ拡張計測機能を用いて、自動的に計測されると思っていると大間違いです。
実は自動的に計測されません。
そのため、もし自分で計測設定をする必要があります。
実装は簡単です。
検索結果に表示されるページのURLのパスと、その検索キーワードが入るパラメータがURLに入っているかで、履歴の変更で計測をする手法です。
計測拡張機能はオンにしておいて、SPAのページビューでは自動的に計測されます。
その状態で、検索結果のページでのみ、別タグでイベントを発火させて、検索キーワードを送る手法です。
履歴の変更で、特定のページでのみトリガーするイメージです。
ここで注意が、ページビューで送ってはダメです。
ページビューで送ると、すでに拡張計測機能にて自動的にページビューが発火しているのに、検索結果のページのみダブルカウントになってしまいます。
なので、通常拡張計測機能で自動的に計測されるイベント「view_search_results」でイベント計測するようにします。