IT web開発

【GA4】コンバージョン計測の設定

コンバージョン設定の方法としては、

今までコンバージョンって複数の行動で1つコンバージョン計測してたよね?
でも今回ってイベントだからイベント発火したらコンバージョン発火するよね?
ってことは何かページとか条件のみになるよね?
でもこのページアクセスしつつ、こういう行動した時コンバージョンしたってしたい場合どうするのか?たとえばPVして、さらに特定をクリックしたとき。
あ!そういえば既存のイベントから別のイベントを作成するってあったな、、
ってことは、2つのイベントから条件つけて別イベント作ってそれでcvにすればいけそうかな!

CVするとき、イベント名に対してcvになるので、
たとえばあるページにアクセスした際にCV計測したとしたら以下2つのやり方がある
そのページではpage_viewイベントを取りつつ、別途独自のCVイベントも発火させるようにする(おそらく思いつくやり方。)
既存のイベントから新しいイベントの作成ができるので、既存のイベントpage_viewが発火して、なおかつイベントパラメータpage_locationで該当のページになったときにイベント発火させる
この2つのやり方かな。
上のやり方はカテゴリ作るときはGTMでいろいろ制御した上で計測できるのでベスト。
下は管理画面で送られたイベントとイベントパラメータの値を使って、それをCVとしてみなすかどうかなので。
オーディエンストリガーでCV計測。

プロパティ>Webストリーム>一番下の既存イベントから作成で作成可能。
作成しても設定画面のコンバージョンのところには出てこないので、一回イベントが上がらないとおそらく計測ができない。

GA4の管理画面上でCV設定

既存イベントから作成

イベント名だけを指定して発火させることもできますが、
よくある完了ページでCV計測するみたいに、今回も特定ページにて計測するような設定をしてみたいと思います。
特定ページにアクセスした際にCV計測(コンバージョンイベント発火)をするようにしたいので、このブログのトップページにアクセスしたらCV計測にしてみたいと思います。
 

以下の赤枠の「イベントを作成」をクリックします。

 

そして「作成」ボタンをクリックして、今回は以下の情報で作成してみます。
このブログのトップページをCV計測してみます。
【カスタムイベント名】toppage_conversion
条件としては、
【イベント名】event_name = page_view
【イベントパラメータ】page_location = "https://yosshiblog.jp/"

 


 

コンバージョン設定

先ほど作成したイベント「toppage_conversion」を、コンバージョン計測するイベントとして扱うように、コンバージョン設定をします。
赤枠のコンバージョンをクリックします。

以下のように、toppage_conversionという先ほど作成したイベント名をコンバージョンの箇所でも設定して計測します。そして保存します。

 
そうすると、以下のようにtoppage_conversionというイベント名の「コンバージョンとして計測する」がオンになっているのが確認できます。
これで、toppage_conversionイベントはCV計測のイベントとして扱われるようになります。

 

では、実際にtoppage_conversionを発火させてみましょう。
https://yosshiblog.jp/というトップページにアクセスすると発火するような条件にしてるので、アクセスしてみると、以下のようにリアルタイムレポートで発火確認できます。
(写っていないですが、表示されているpage_locationはpage_viewイベントのイベントパラメータです)
そして、左下の赤枠では、コンバージョンとしてtoppage_conversionが計測されているのも確認できます。

 

このやり方では、
イベント名とイベントパラメータの情報でCV計測ができるということです。
GA4の管理画面なので、GTM側でのイベントパラメータの送り方が重要になったりしますね。設計が大事ですね。
 

GTMでGA4のイベントタグで送る

GTMのイベントタグで発火すると、GA4の管理画面の既存イベントに表示されるようになります。
なので、そこでコンバージョン計測をオンにすることで、計測ができます。
 

まずイベントを見てみると、以下のような画面となります。この状態でGTMで新しいイベントを計測してみます。

 

GTMでGA4イベントタグを作成して、赤枠にイベント名「test_conversion」を入れて、タグを作成します。この状態でGTMプレビューモードにして発火させてみます。
(トリガーがAll Pagesになってるのはご了承ください。こうすれば計測できるを説明する前提だったので、ひとまずAll Pagesにしてます。もし特定のページで発火させたいという通常のCV計測の場合は、特定のページで発火するようにトリガーを設定してください。)

 

そうすると、リアルタイムレポートに表示されます。

 

そして一定時間経つと、以下のように「既存のイベント」にtest_conversionが表示されます。

 

なので、ここで一番右の「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにすることで、コンバージョン計測を行うことができます。

 

オーディエンストリガーでCV計測

オーディエンスとはサイトやアプリ内行動である条件を満たしたユーザーのリストを生成するもので、そのユーザーリストでGoogle広告などにも連携できたりします。
そしてユーザーがその条件を満たした時、それをトリガーにしてイベントを発火させることができます。
その機能がオーディエンストリガーです。
この機能を用いて、ユーザーが特定の行動をしたときに
 

ただオーディエンスリストに追加されたときなので、ユーザーが何回もその条件を満たしたとしても既にリストに入っている場合は、トリガーされないのでイベント発火しません。
なので、ここでのCV数 = 条件を満たしたユーザー数になり得るかと思います。
であれば、オーディエンスリストのユーザー数見ればいいじゃんってなりますが、オーディエンスリストは最近30日間なので、過去にこの条件を満たしたユーザー数などをみたいのであれば、イベントとして計測しておくのはありかと思います。
KPI設計次第かと思いますが、そういうやり方でCV数を計測することも考え方次第ではでき、KPIにおいても良いのかもしれません。
 

 

まとめ

イベント計測できるものは全てコンバージョン計測として一部設定をすれば扱えるということです。
なので、オーディエンストリガーなどから発せられるイベントや、既存イベントから作成して発火するイベントだったり、
今まではGAタグを入れて、管理画面で全てCV設定をしていたが、
GA4ではいろいろな方法でCV計測をする手段があり、それはそれで自由度が増したといえるでしょう。
 

ただ今までは、GAのCVの設定の箇所で全てを確認できましたが、
GA4の管理画面では、CVイベントのところだけではダメで、どこでそういうイベントを計測しているかを調べる必要があるので、設計がより大事になるのではと感じました。

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