キーフレームとは、CSSを知っている人はわかると思いますが、アニメーションのことで、メディアだったり図形、テキストなどにアニメーションをつける作業のことを言います。
アニメーションというと動きをイメージすると思いますが、その通りで、その動きを構成するには以下の3要素があります。
- 動画のどのタイミングで、対象物を動かすか?
- 対象物を動かすにしても、どの方向に動かすか?どこまで動かすか?
- さらにはどのような速度で動かすか?均一の速度で?最初は遅く、だんだん早く動かしていくのか?
主に上の3つが動きをつける要素になります。1つずつ解説していきます。
とりあえずですが、環境として黒平面と、図形を置いておきます。
キーフレームを行うための準備
キーフレームは必ず以下の赤枠の箇所で設定します。動かす対象のレイヤーの、トランスフォームで行います。
そしてキーフレームを行うには、黄色い枠のタイマーマークをクリックすることでキーフレーム設定が可能になります。
なのでアンカーポイント、位置、スケール、回転、不透明度でキーフレーム設定ができます。
今回は円に位置に動きをつけていきたいと思います。
位置のタイマーをクリックすると、以下のように表示されます。
これでまずキーフレームをする準備が完了しました。
動画のどのタイミングで、対象物を動かすか?
円を何秒の時点で、どこに起きたいかを指定していきます。そしてそのあとそのあと2つの時間の間の動きを設定していきます。
1秒後に円を今の位置から右に移動させたい場合は、赤枠を1秒のところに動かします。
そして、1秒後に円をどこに移動させたいかを指定します。
やり方としては2通りあり、画面右上の円をクリックしながら右に動かす方法と、トランスフォームの位置の数値の値を変更する方法です。今回は円を移動させてでやります。
以下のように右に動かします。
これで1秒後に真ん中にあった丸は、1秒後に右に移動するような設定ができました。
では続いて、2秒後に左に移動するような設定をしてみます。
今度は2秒に合わせて、円を左側に配置するようにします。
上のように配置してみました。
これで設定が完了しました。
これで1秒後には右側に、2秒後には左側に移動する円のキーフレーム作成ができました。
この状態で動画を再生すると、均一に動くようになります。これだと動きとしては面白くはありません。
なので次はより細かく動きをつけていきたいと思います。
上では、x軸でしか動きをつけてませんが、いろいろな方向につけることは当然できますのでやってみてください!
ここまでで動かしてみると以下のような動きになります。
動きを定義する
2つのやり方があります。
チェックを右クリックして、キーフレーム補正>イージーイーズ、イージーアウト、イージーインの3種類と、
チェックをクリックして、以下のマークをクリックすると速度を調整する曲線が表示されるのでここで設定。
まとめ
・キーフレームは動きをつけるための必須作業
・タイマーマークがついているものは全て設定ができるので、3Dを考える際のカメラワークに対してもキーフレーム適用ができたりする。